dearest〜親愛〜

三日後瑞穂は無事に退院した


「ほら瑞穂休んどけよ」



「平気だよ、だいぶ良くなったし、今のうちに仕事しときたいし、お腹目立たないうちはモデルしたいしね」



夕陽がせっかく休むように言ったにも関わらず瑞穂は今入ってるモデルの仕事はすると言った



だからいくらか仕事がある



「わかったよ、無理だけはするなよ」



「はーい、ほら太陽も仕事仕事」



俺はハナサカのライブの仕事や楽曲の仕事がある



それに弓弦のライブが明日明後日とあるからその打ち合わせもしなきゃいけない



本当なら瑞穂の仕事に付き添いたいくらいだけど仕方なく瑞穂を夕陽に任せて仕事に行く



「おはようございます」



「おはよう」



「聞きましたよ、おめでとうございます」



「ああ、ありがとう」



「大丈夫ですよ、つわりはそのうち治まりますし、病気じゃないから大丈夫ですよ」




「いやまあ、わかってるんだけど」



「それに仕事してる方が楽な時もあるし、なにより太陽さんが気にしたとこで状況は変わらないですから、しっかり仕事してくださいよ」



なんてカイリに言われてしまった



確かに男には何もできないよな



カイもさっきから携帯ばかり気にしてる



「本当代われるなら代わってやりたいですよね」



なんて言う



「でも琴音は安定期入ったんだろ?」



「いや、まあ、そうなんですが、体調崩してるみたいで昨日から寝込んでて」



「だから仕方ないの、風邪引いても寝て治す以外に方法ないし、薬とか飲めないしね」



そうカイリが言う



わかってはいるけどカイの気持ちが痛いくらいわかる



まあ、それでも何もできないのが男なんだけどね



「ほら、しっかり仕事しましょうよ」



リクが言う



「だな、稼がなきゃな」



「そうそう、嫁と子供養わなきゃいけないしね」



なんて言うから頷いて仕事に集中する