dearest〜親愛〜

そんな太陽を見て流加さんも恋さんも嬉しそうに笑ってる



「世代交代だなついに」



「まあ、お前らにならてっぺんやるよ、まあ、俺らはこれからはゆっくり好きにするさ」



「そろそろ走り疲れたしね」



「まあ、あとはお前らに任せるわ」



なんて言ってる



「いやいや、まだ走り続けろよな」



「はあ?嫌だよ、そろそろゆっくりしたいからさ」



「そう?好きにしたら、まあ、でも落ち着いたら俺らも少し休むよ」



「はあ?太陽バカ?」



「悪いかよ、俺だって父親になりたいからね」



「あ、それもそうか、まあ、タイミング的にはいいんじゃねぇ?世界ツアー終わらして、アルバム出してゆっくりすればさ、少しくらい休んでもファンは待ってくれるさ、そんだけお前らは大きくなってんだしな」



「まあな、でも世界ツアー終わったら日本でライブ予定してるからそのあとかな、休むなら」



なんて太陽が言う



まさか太陽がちゃんと子供のこと考えてくれてたなんて嬉しくてたまらなかった




「よかったね瑞穂ちゃん」



流加さんが私にしか聞こえないように言ってくれた



私はただ小さく頷いた