dearest〜親愛〜

撮影が終われば恋さんと事務所のスタジオで練習



夕陽はいつの間にか消えてる



「うん、やっぱり瑞穂の声はいいな」



「そうですか?」



「今までさ、Lightは太陽が引っ張ってるって思ってたけど実際は瑞穂の声で太陽と夕陽の声が活きてるんだなってわかったわ」



「そんなことないですよ」



「いや、やっぱりあいつらには太陽には瑞穂が必要なんだよ」



「そうですかね、でも私、恋さんとの約束守れなかった」



「あれは仕方ないよ、太陽が悪い、あれだけ突き放されたら太陽から目を背けたくなるのも仕方ないよ」



「でも、背けちゃダメだったんですよ」



「でも今ちゃんと向き合おうとしてるじゃん」



「まあ、2年逃げましたから」



「そうだな、でも気づいたなら遅くないんだよ」



「はい、わかったんです、どんなに離れても私には太陽しかいないって、太陽が大切だって」




「そうか、でもそれは太陽に言ってやって」



「わかってますよ、ただみんなして邪魔するから」



「悪いな、流加もショックだったんだよ太陽が隠してたこと、だから意地悪したくて仕方ないんだろう、付き合ってやってくれ」



「付き合いますよ、こうなればもう、でも緊張するな、さすがに太陽と二人で歌うのは」



「俺は楽しみだな、太陽が慌てる姿」



うん、やっぱりこの人たち性格悪いわ



そのまま数時間練習してから恋さんに送られて寮に帰った