dearest〜親愛〜

ー瑞穂ー


今私は寮に居る


太陽から逃げてしまった久しぶりの再会


顔を見る勇気がなくてしかも太陽のそばには彼女が居た



誰かに聞きたくてもいや、聞いても本人に聞きなよと言われるばかり



翌日には琴音と必要なものを買いに行き自分の部屋で過ごすのに不便はなくなったんだけど



何故か眠れなくてただ部屋でゴロゴロしてたら隣から聞こえてきた懐かしい声



なんでか胸が締め付けられて聞いてたくなくて琴音の部屋に行こうとドアを開けたら太陽と目が合った



思わずドアを閉めたら太陽の叫び声だけが響いてた




夕陽曰く太陽は今日まで彼女のLIVEに行くらしい…だから落ち着くまでは待っててやってと言われた



言われなくても今は太陽に会いにくい



私の心の準備もできてないから



しばらくして部屋のインターホンがなる



出てみたら琴音が居た



「琴音」



琴音に抱きついた



「ヨシヨシ、さあ、瑞穂行くよー」



「え?どこに?」



「太陽先輩の家」



「太陽の家?」



「あ、先輩は居ないから、流加さんが呼んでるの瑞穂連れてきてってさ」



「流加さんが?」



「そうそうほら行くよー」



訳も分からず琴音に連れられて太陽の家に来た



久しぶりの家は何も変わらない



「おー瑞穂来たね、おいで」



そう流加さんに言われてついて行くとスタジオに着いた



「何するんですか?」



「言ったじゃん楽しいことあるからって、はい、これ」



「デモと譜面ですか?」



「そう、こっち側歌って」



「え?」



「ほら恋がこっち側歌うから瑞穂はこっち側歌ってみて」



そう言われて私は譜面を見ながら歌った



「うん、いいね、やっぱりあのバカ瑞穂のキーで書いてやんの」



なんてさらに訳わからないことを言われた