dearest〜親愛〜

リビングに顔を出すと懐かしい顔ぶれ



「瑞穂ちゃん久しぶり」



「久しぶりです、新さん」



「瑞穂だぁー」



「久しぶりだね」



「家出しすぎ」



「琴音が荒れて大変だったんだよ」



「それは繭もだよ」



なんて喋るみんな



「ごめんなさい、ただいま」



「おかえり」



笑顔でみんなが受け入れてくれたそれだけで涙が流る




「あー誰が瑞穂泣かしたのよ」



流加さんの声が聞こえる



「いや、泣かした覚えはないです」



「そんなこと言ってカイ泣いてるじゃん瑞穂」



なんて恋さんが言う



流加さんは私を抱きしめてる



「あの、嬉しくて、だから誰も悪くないです」



「え?そうなの?じゃあいいや、瑞穂おかえり」



「ただいまです」



「ほら泣くなよ、もうすぐ太陽も帰ってくるし」



「会わなきゃダメですか?」



「会いたくない?」



「なんか、まだ心の準備が…」



なんて話してたら愛しい人の声が聞こえてくる



「だからお前は初めから飛ばしすぎなんだ、てか2時間のLIVEでバテるって体力なさすぎだな」



「うるさいですよ、先輩が体力あるからって一緒にしないでください」



「はあ?琴音でもあんなLIVEしないな」



「琴音さんとはやってる年月が違います、まだ新人ですよ、それくらいいいじゃないですか?」



「その考え方が気にいらないんだよ」



なんて言い合う声が聞こえて来た



「てか、なんでみんないんの?親父たちまでさ」



私はまだ流加さんに抱きしめられてるから太陽の顔は見れてない



「それはまあ、なんでかな?」



恋さんが誤魔化してる



ヤバイね今流加さんから離れたら完全に泣き顔バレちゃうね