dearest〜親愛〜

わかった気がした


俺が今するべきことは




「夕陽…俺さ歌いたい、勝手かもしれないけどお前らと歌いたい」


そう伝えた



「やっとかよ、いいんじゃねえ?瑞穂の気持ちは後にしてさまずは太陽お前がどうしたいかだよ」



「だな、俺気にしすぎてた、瑞穂に悪いとか瑞穂の為とか言ってさ、瑞穂に歌いたくないって言われるのを拒否されんのを怖がってたんだ」



「自分は歌いたくないって俺ら突き放したくせにね、本当周り見えてないんだからさ」



「それ言われると何も言えない」



「仕方ないな、一曲作ってくれたら許してやるよ」



「え?」



「結婚式の曲、もちろん太陽が歌えよ」



「ああ、わかったよ、親友の為に歌ってやるよ」



それから音楽制作



本当に夕陽と遥のためだけの曲



「ねえ?太陽、これ太陽のキーじゃ高くてでなくない?」



「あ、まじか」



母さんが楽譜見ながら言う



いつもの癖で高くしてた



「私が一緒に歌ってあげるよ」



「はあ?母さんが?」



「え?なんか悪い?夕陽と遥の結婚式だよ、いいじゃん」



「わかったよ、じゃあ出来たら楽譜渡すから」



「はーい、じゃあ頑張れ」



笑いながら出て行く母さん


まあいいか母さんが歌いたいなら一人じゃ照れくさいし



言い出したらきかないことくらい夕陽も知ってるしな