dearest〜親愛〜

治ってから母さんがLightを復活したらどうかって言っていたけど頑なに断った



瑞穂は今頑張ってアメリカで一人モデルをしてる



あれから瑞穂は母さんたちのLIVEに付き合い終わったら一人でアメリカに残ったことを母さんに聞かされた



それから半年して始めて歩さんが笑いながら瑞穂が掲載されてる雑誌を持ってきた



誰にも頼らず瑞穂が頑張ってる



それを知った時凄く胸が苦しかった


でも瑞穂は瑞穂の進む道をちゃんと見つけたんだって安心した



なのに…今更瑞穂にもう一度歌いたいなんて言えない



あんなにも瑞穂を傷つけたのに



あれから連絡さえこないのは瑞穂にとって俺は邪魔にしかならないってことだと思ったから




「太陽くん、アルバム曲また曲調変化したね」



ハナサカのメンバーに言われた



「なんか片思いしてますみたいに切なくなるね」




「うるさいよ」



「ほら太陽は今片思い中だからさ」



なんて親父に笑われた



「カイ文句言うなら書かないよ」



「言ってないよ、でも俺らより琴音のがかわいそう、そんなに重ねるなら迎えに行けばいいのに」



なんて言われたっけ



それからも俺は瑞穂の活躍を見ながら胸が締め付けられた



母さんは俺が行かないなら自分が瑞穂に会いに行って話してくるとも言っていた



それを俺が止めたんだ



「瑞穂が辞めるまで待つから、今度は俺が待つ番なの、瑞穂がもうやだって誰かに泣きつくまで待ってやりたい」



そう伝えたんだ




それからは誰もなにも言わなくなった




それでも瑞穂への思いは強くなるばかりで気づけば沢山の曲たちが出来上がっていた