dearest〜親愛〜

よかった夕陽は遥と幸せになるんだね



本当嬉しくてたまらない



「結婚式は出ません、行けませんよそんな」



「行くの、そのために私はここまで来たんだから何が何でも連れて行くから」



「でも仕事が…」


言い訳に使うには一番いい


「ないでしょ?来週の木曜から土曜まで休みのはずよ」



確かに休みだ珍しく三連休で買い物でも行こうと考えてた



「なんで知ってるんですか?」



「本当はね、一か月前に瑞穂を探し出したのよ、まあ私がって言うよりは夕陽がね、今夕陽モデルのプロデューサーしてるのよ、カメラマンにも顔聞くの、だからね、瑞穂の仕事をその三日間は受けないで欲しいってカメラマンに行って回ったのよ、本当どんだけ権力使うのよって感じ…しかも迎えに私に行けって、で、何が何でも連れて来いってさ」



そう笑いながら言う



まさか裏で夕陽が動いてたなんて思いもしなかった



「でも…行けれません」



だって行けば太陽に必ず会う



まだ笑って会える自信がない



太陽とはあの日別れてから会ってない



それに最近では太陽は太陽がプロデュースしてる新人アーティストの噂がある



それが真実だと知るのが怖い




太陽にとって私はもうただの幼馴染だとしても私にとっては未だに大好きな人なんだ



忘れるなんて出来なかったから



「瑞穂がなんて言おうとも連れて行くわよ、夕陽に頼まれてるから」



「逃げますよ」



「逃げれるなら逃げてみなさい、私たちの権力なめないほうがいいわよ」



なんて笑う恵先輩