dearest〜親愛〜

太陽は私を見つめて言う



「あの日さ瑞穂が歌いたいそう言ってくれたこと嬉しかった、Lightを作ったことに後悔はないよ、ただ…無理なことがあるって気づいたんだ、瑞穂と夕陽と一緒に歌えた日々は俺にとってかけがえのない日々だったよ、そこに嘘も後悔もない、ただ、続けることに疲れたんだ、俺が強くないから瑞穂や夕陽を守ることが出来ない、今ならまだ間に合うって、お前らの可能性を潰さずに済むって思ったんだ」



「なにそれ?Lightしてたら私たちの可能性潰すなんて思ってたの?私も夕陽も歌いたいから歌ってたの、太陽だってそうでしょ?」



「そうだよ、歌いたいから歌ってた、でも急ぎすぎたんだ、俺たちは急ぎすぎたんだよ、ごめん瑞穂、もう俺は一緒には走り続けれない」



「わかったよ、ごめんね、でも私は歌ってる太陽が好きだった」



そう太陽に伝えて部屋を出た



涙が流れる



大好きだった


だからこそそばに居たかった



でもそれさえ許されないんだって思ったんだ



これ以上太陽と話していて太陽に近づくのを拒否されたらきっと私は立ち直れない



だから逃げるように太陽の部屋を出た



「瑞穂」


階段を降りて声を殺して泣いた



とめどなく流れる涙を



それは太陽の涙を見たからかもしれない