dearest〜親愛〜

それからというもの太陽は声が出せないからかイライラしてる



アルバム作りでデモは私が太陽の代わりに歌った


ハナサカのは夕陽が代わりに歌ってた



「病院行って来るわ」


「ついていこうか?」



「絶対来るなよ」


太陽は流加さんの紹介してくれた病院に2日に一回通ってる


おかげで少しづつだけど声は戻ってきてる



「太陽は?」



「病院」



「だいぶ良くなってるな」



「うん、安心したよ」



「まあ、本人は歌えないからイライラしてるみたいだけどな」


なんて夕陽が言う



「そう言えばそろそろ卒論だよね?」



「ああ、まあもう終わるけどね、俺の卒論はアーティストへなるまでの道のりって感じでハナサカとか琴音とかにインタビューしてるからわりと楽、まあまとめんのに時間かかりそうだけど」



「太陽のは?」



「さあ?あいつは経営について書いてるみたいだよ」



「そうなんだね」


太陽が出て行ったスタジオで夕陽と話す





数時間後に太陽帰宅



「俺復活」



「マジ?」



「ああ、もう大丈夫、まあLIVEは控えろ言われたけどね、だから瑞穂もういいよ、ありがとうな、母さんたち今アメリカでツアーしてるから行ってやれ」



「でも…」



「あとはハナサカのレコーディングだけだし、それ終わったら俺卒論で忙しいから」



「そっか、じゃあ修行してきますわ」



「おう、悪かったな、夕陽も卒論そろそろまとめるんだろ、ありがとな、忙しいのに」



「別にハナサカとか琴音に色々聞けたしいいよ」


「それはよかったよ、じゃあ久しぶりに歌いたいからちょっと付き合えよ」



そう言い久しぶりに太陽と歌った昔みたいに


遊び感覚でたくさん歌った



まさかこれが太陽と歌う最後になるなんて思いもしなかった



翌日も太陽の声は変わらずもう大丈夫だと思ったんだ、歌っても変わらない声に安心して私は予定通り流加さんたちのLIVEに合流したんだ