dearest〜親愛〜

それほどまでに不安になるのはやっぱりあの書き込みのせい



「太陽はみんなのものだよ」



「そう?でも今は私に夢中かもよ」



みんなのものって言葉も私に夢中かもよって言葉も私には意味がわからない



太陽の彼女は私なのに蚊帳の外に出されてる感じがする


それ以前に太陽がなにも言ってこない


プロデュースするなら毎回前もって話してくれるのに今回は全く話さない



その理由がわからなくて余計私を不安にさせる



「瑞穂次体育だし、保健室で休んでたら」



そう琴音は言ってくれたけど首を横に振る



夏になれば海外デビューのために日本を離れる


だから今は休まずに出ていなきゃダメなことはわかっていたし一人になればまた考えてしまう



ずっとこのままモヤモヤしていてもダメだと思い太陽にLINEした



「太陽、話したいことがあるの、昼休みにでんわしていいかな?」



そうLINEをして授業を受けた



でも昼休み前になっても返事はないし、読んだ形跡もない



迷いなく太陽に電話した



今日は昼前までで大学の講義は終わってるはずだから今なら家に帰ってるはずだから電話に出るだろうとなのにいくらかけても繋がらない



不安はさらに大きくなって昼休みが終わり席を立ち上がった瞬間目の前が歪んで倒れてしまった




琴音が先生を呼んできてくれて保健室に行った


しばらくしてパパが来たからパパの車で家に帰る



「瑞穂、そんなになるなら太陽のことは辞めとけ」



「え?」



「悩むくらいなら無理やりにでも引き離す」



「嫌だ、なんで?」



「じゃあ一人で悩まずに太陽と話し合え、てか太陽のこと信じてやれ」



パパに言われて涙が出る



「泣くなよな、あ、太陽じゃん、ちゃんと話しな今の瑞穂の気持ち」



そう言いパパは私を連れて家に入る



太陽は駆け寄ってきて一緒に家に入った