dearest〜親愛〜

考えてみれば二人で話すなんてあの日以来だ


「学校どうだった?」


「あ、琴音がいい子で…なんか亜利沙も何も言ってこなかったし…でもなんで?琴音と知り合いなの?」



「よかったな、琴音かぁーまあ知り合いちゃあ知り合いかな」



「そ…なんだ」


詳しくは話さなかった


まあ別に話しても構わないけどただただ面倒くさくて



「琴音が好きとか…」


「はあ?それはないわ」


いきなり小さい声で言う瑞穂に全力で否定しといた



マジであり得ないし



「そっか…」



何故か悲しそうに言う瑞穂



「お前が考えてるような関係じゃねえよ、まあ詳しくは琴音にでも聞けよな、俺から話すの面倒くさい、たまたま中原っていう朝あったあいつの妹が琴音だったんだよ、まさか琴音とか思わなかったしな、まあ琴音なら大丈夫だろ」


そう瑞穂の頭を撫でて言う



「うん」


それからアレヤコレヤ話しながら家まで送る



てか昔ならこんなに瑞穂が大人しいのなんて想像すらしなかったな




「家ついたな、明日も迎えにくるからな」


「うん、あの、太陽」


「どうした?」



「ありがとう」


「別に、約束しただろ、お前のことは俺たち守るったろ」


そう言い頭を撫でてから瑞穂を家の中に見送った