dearest〜親愛〜

それをみんなが見てる



「へぇー恒例の小悪魔と姫もあるんだ、しかもなになにこの制服ってこれいいの?」



「ああ、本来の姿、いいだろ、それ太陽の提案」



「このメイドは?」



「それも太陽の提案」



「太陽先輩って意外にミニスカ好きだよね」



「ああ、瑞穂に着せたいらしい」



「ありえない、着ないよ」



「無理だろ、太陽が許すわけないよ」



「もう嫌だ、てかショーの方のLIVEもコスプレとか言わないよね?」



「ああ、それは姫の格好だけ」



「それも嫌だ」



「瑞穂諦めな太陽が聞くわけないよ」



そう言われても



「次から衣装は私が考える」



「おう、それいいね、太陽に伝えとくわ」



なんて笑う



もう本当に嫌だこの人たち



それから太陽は夕陽に起こされてそれからLIVEの最終確認やらショーの練習やらが始まって周りがバタバタ忙しくなってきた



そしてついに明日から地方でLIVE



そのために今私たちは新幹線で移動中



「やべぇー眠い、瑞穂着いたら起こせ」



「はいはい」



眠そうな太陽はそう言うとあっという間に眠った



「こいつ本当よく寝るな」



「いや、普段寝てないからじゃない?」



「確かにな、てかショーの練習ハードすぎだろ、珍しく遥が疲れてたからね」



「だよね、遥がメインだし、余計だよね、夕陽は大丈夫なの?」



「ああ、まあね」


そう夕陽は言うと言うから夕陽を見ると



「俺さ昔から親見て育ってんだよ、ある程度のことはなんなくこなせんの、それに母さんによくショーに連れて行かれてたからね」



確かに夕陽のお母さんはヘアーメークさんだから私たちが小さい頃は日本でやるショーに呼ばれて仕事してたのを思い出す



それに私も基本はママに教わっていたからみんなみたいに戸惑うことなかった



「私たちって恵まれた環境に居たんだね」



「そう言うこと、知らない間に体に染み付いてるんだよな」



「じゃあ太陽の才能もそれと同じかな?」



「だろうな」



あのときママが言っていた意味がなんとなく理解できた