dearest〜親愛〜

それからレコーディングのために渡されたデモを聞きいた


「夕陽太陽の曲また変わった?」



「ああ、多分幸せボケだろ、でもハナサカとか琴音の曲は微妙に恋しい系とかセツナ系になってたりするよ、多分今の太陽は実体験より想像で曲作ってんだろ」



「そっか、ねぇ、夕陽は太陽無理してるとか思わない?」



「今が踏ん張りどきだろ、まあツアー控えてるし、無理してでも夏前に仕事終わらしてツアーとショーとLIVE成功させたいんじゃね?ほら今太陽が求められてるし、恋さんたちが戻ればまた張り合うことになるわけだし」



そう夕陽は言う



前よりは確かに仕事セーブしてるけど一人でいくら仕事抱えてるんだから



「まあ、大丈夫だよ、今はね」



なんて夕陽が笑うから心配はしてない



ただやっぱり太陽が抱えすぎてるんじゃないかって思う



「太陽、寝よう」


「ああ、寝ようか」


「太陽無理してない?」



「してるかもな、でも今は無理してでもやりたい、楽しくて仕方ないんだ」



「そっか、ならいいけど」



「それにツアーの構成は夕陽に投げてるから」



「そうなの?」



「ああ、那珂さんの血を引いてるだけある、表に出さないだけで夕陽にもプロデュースの才能あるしね、遥の仕事もスケジュールは社長だけど中身とかは夕陽が担当してるしね」



「そっか、知らなかったな」



「あいつ周りに知られたら比べられるから嫌なんだろ」



「そっか」



太陽や親と比べられるの夕陽は嫌うもんね



なんとなくわかる気がした