dearest〜親愛〜

周りはなんだかんだざわついていた



それを知りながら何も言わずに気にせずに夕陽と2年のクラスに向かう



「おはよう」


「おはよう」


挨拶を交わしてから教室に入る



「なあ、お前ら一年に妹でもいるのか?」


もうすでに話題なってるらしくそう聞かれた



「いや、幼馴染みがいるよ」



「じゃあ彼女とか妹って訳じゃないんだな?」



「ああ、なんで?」



「噂になってるよ、王子二人が姫を一年のクラスに送り届けてたって」


意味のわからない噂だななんて夕陽を見ると笑ってる



「姫かぁーなんか楽しくなりそうだな」



「はぁー姫は一人でいいですよ」


ため息をつき言うと周りも笑い出す



まあみんな俺が姫の息子だと知っているから夕陽の言いたいこともわかるんだろう



「てか、その幼馴染みがめっちゃくちゃ美人ってまじ?」



「ええ美人よ、あんなに美人な子そうそう居ないわよ」



なんて中原がにこやかに言う



まあ確かに瑞穂は綺麗になったよな


前は顔隠してたから美人なのも目立たなかったけどあの日以来顔をちゃんと出すようにしたから美人なのが際立ってる



まあ歩さんと明さんの子なら遺伝子の段階で美人なのはわかりきってる



「いいなぁー紹介してくれよ」



なんてクラスの男どもは言う



「ダメだ、あいつはダメ」



なぜだか誰にも見せたくないと思ってしまった