dearest〜親愛〜

結局夕陽は詳しくは教えてくれなくてリビングで太陽の帰りを待つ



なんか帰り待つのってこんなに切ないんだって始めて感じた



太陽は私が遊びに行ってるときはこんな感じなのかなってさらに自己嫌悪



「ただいま〜」



太陽のこえと重なるように女の声が聞こえる



なんだか怖くなって顔を隠してしまった



「お姉」



なんて聞き覚えのある声が聞こえる



顔を上げると妹の瑞樹が居た




訳が分からない私に太陽が今日から住むと言って居た


とりあえず太陽と話したくて言ったのに放置されて二人を連れてリビングを後にした



もう訳が分からず泣きそうになる



「瑞穂いつまでそこに居る気?」



「太陽、ごめんなさい」



「なにが?」



「太陽が大変な時に遅くまで遊んで」



「いいよ、家にいても構えないのは変わらないし、瑞穂だって友達と遊びたいだろうし」



「でもそれは太陽も同じじゃん」



気づいたんだ


太陽だって自由な時間欲しいに決まってる


でも仕事だから頑張ってる


なのに私はそれを考えずに一人自由に過ごしてた




「別に怒ってないよ、わかってんだよ俺だって、でもやりたくない仕事押し付けられて瑞穂との時間もなくて、イライラしてた、ごめんな」



「ううん、私がわかってなかったから」



「泣くなよ、昨日はきつく当たりすぎた、俺余裕なかったんだわ」



そう太陽は抱きしめて言ってくれた