dearest〜親愛〜

それからも毎日毎日俺はスタジオに篭る生活



「太陽、明日の模試だよどうすんだ?」



「はあ?模試??マジかよ、勉強してねぇーや」



すっかり忘れてた


大学には行こうとは思ってる


多分夕陽もだと思う



三年のこの時期に模試で結果を残さなきゃ推薦は厳しい



「あーやめやめ今から勉強する」



「本当太陽は大変だな、まあお前なら大丈夫だろ」



なんて夕陽は笑う



「てか瑞穂は?」



「今日はクラスの奴らと遊びに行ってるよ」



「あーもうマジで休む暇ない」



夕陽に八つ当たり


「そんな太陽に残念なお知らせ」



「なんだよ、これ以上マジで何も起こるなよ」




「うん、仕事の話しだよ、多分今以上に忙しくなるかな、うん、頑張ってね」



「はい?」



夕陽の言葉が意味わからない



仕事の話しを夕陽がするなんてしかも内容が不確かだし



「だからなんだよ」



「瑞樹いるじゃん?瑞穂の妹の」



「ああ、どうした?まさか…」



言いたいことがわかった気がした



辞めてくれマジでもう俺は今の仕事だけで手一杯だよ


「帰ってくるんだって、で、社長が太陽に預けるってさ、あと晃さんが太陽に瑞樹もここに住ませてねってさ、よろしくね、ちなみにもう一人向こうから留学生くるから瑞樹と一緒に」




「知らない、俺しない」



「社長命令だよ」



なんて夕陽は言う



意味わからないなんで瑞樹の面倒まで見なきゃいけないんだよ



「頑張ってね」



マジで意味わからない状態になり始めてる