dearest〜親愛〜

夕陽は困った顔で瑞穂を見て笑う



「太陽、わかるように説明して」



瑞穂に言われて夕陽を見ると苦笑いされた



「わかったよ、俺がさプロデュース始めたばかりの頃にうちの事務所に一人新人が入った、親父が俺にアシスタント付けろとかで見つけてきたらしいんだ、で、琴音のジャケットを俺はモデル使って作ることにしたんだけど…」



そう瑞穂に話す



あれは始めての琴音のCD制作でジャケットは普通にモデルか琴音を使って撮ろうとしていた




「でも結局瑞穂も知ってるだろ琴音の初のCDはデビュー曲じゃないの」



「うん、ネット配信だよね、デビュー曲、初のデビューでネットのみは珍しかったからびっくりしたの覚えてる」



そう結局琴音はデビューはCDを出さなかった
いや出せなかったんだ




「そうCDの制作は間に合わなかったんだ、だからネットのみに変更した」



「え?」



「予定通りジャケット撮影はしたよ琴音を使ってね、でもそのジャケットと全く同じのが…世の中に先に出た」



「それって」



「そうそのアシスタントが金でMMEに引き抜かれてね、丸ごとパクられたわけだ」


「盗作」



「まあな、でもこの世界は先に出た方が本物になる、まあ琴音の歌は聞かせてないし、アシスタントってもCDのジャケットしか手伝わせてなかったから、まあそんな大事にはならなかったんだけどね」



そう瑞穂に話した