dearest〜親愛〜

そんな俺に瑞穂は言う



「あの、なんですか?離してくれませんか?」


あまりの態度にムカついたが夕陽に止められて手を離した


すると瑞穂は逃げるように友達の輪の中に入っていった


そして聞こえた言葉


「さっきの先輩だよね、有名なバンドの息子の、結構人気な先輩たちだよね?瑞穂知り合いなの?」


「いや、知らないよ」


うちの高校には数名しかうちの中学からは来ていないから俺たちの関係など周りは知らないだろうでもだからってそんな嘘を付いてる瑞穂に腹が立った



俺はともかく、夕陽まで無視するなんて



俺と瑞穂は昔から喧嘩ばかりで仲良いとは言えなかったけど夕陽は瑞穂をいつも気にかけていて妹の様に可愛がっていたのにそんな夕陽に対する態度に腹を立てた



「太陽、仕方ないよ瑞穂は瑞穂の世界があるんだし、それよりさ、今日親父たちのライブ行くだろ?」


夕陽はそう笑ながら言う


本当ずっーと一緒に育ってきたのにこうも性格が正反対ななはなんでなんだろう


夕陽は本当にしっかりしていて誰にでも優しい



「行くよ、当たり前じゃん、チケット親父に貰ったしいかないわけねぇーじゃん」



「じゃあ、遥にも一緒でもいいか?」


そう夕陽は言う



「ああ構わないよ」


そう夕陽に返事した