dearest〜親愛〜

私はそんな彼女に言う



「あのさ、自分誤魔化す必要なんてないんじゃない?嫌なら嫌でいいし好きなら好き間違ってるなら間違ってるそれでいいんじゃない?まあ私も偉そうに言いながらも少し前までは周りに合わせて生きてた、一人になるのが怖くて、孤独は辛いからさ、わかるんだよねあなたの気持ち、大切人を失ってるならなおさらさでも、見てくれてる人は居るんじゃない?だからこそ恋さんはあなたを見つけ出した」



「え?」



「今なら分かる気がする、なんで恋さんがあなたを見つけてきたのか、もしかしたら今のあなたが本来のあなたじゃないって気づいてたからかもしれないね、本当のあなたは彼女を助けた時みたいに真っ直ぐなんじゃない?」



そう愛に伝える



なんでかなさっきまでのやる気のない顔とは違い指輪を渡した彼女は優しい目をしていたから



もしかすると恋さんは無理して周りに合わせてる彼女を助け出したかったのかもしれない




ほっておいたら埋もれてしまう彼女の言葉たちを恋さんは救い出したかったのかもしれないって



そんな気がしたんだ



「でも、怖くないですか?周りに合わせず真っ直ぐにいることって」



黙っていた彼女が言う



愛は彼女を見て私を見る



「指輪、ここにあるの彼女が教えてくれたのよ」



「え?」



「ごめんなさい、私あの人たちが怖くて言えなくてでも彼女があの人たちに言ってた言葉聞いて言わなきゃって愛探してたら彼女たち見つけて指輪の場所教えたの…ゴメンナサイ、大切な指輪なの知ってて止めれなかった、それに私のせいで愛をずっと苦しめていたよね、ゴメンナサイ」



そう彼女は愛に謝る