dearest〜親愛〜

彼女は新をまっすぐ見つめて言う




「約束したから…彼と約束したから」



「彼?」



「そう、私を置いて先に逝ったの…私だけを残して」



そう呟く



「ごめんなさい、遅刻したのは謝ります、デビューしたくないわけでもやる気がないわけでもないんです、大学で上京して、周りに合わせなきゃ浮いてくし、用事あるからって抜け出そうとしたら彼からもらった大切な指輪取られて…返してもらおうとしてたら遅くなって…言い訳ですよね、すいません」




しっかり俺たちを見つめて続けて言い頭を下げた



「指輪は?」



「返してもらえなかったです」



「太陽くん、ごめん、行くよ」



新は彼女の腕を掴み走り出す



いや、あいつ今太陽ったよな



てかこの状況どうしろと



「太陽、何があったんだよ」



社長と瑞穂がきて社長が聞いてきた



「なんか、よくわからない、新が愛連れて走り出したってか新が多分愛が奪われた大切な指輪取り返しに行った」


「なんだそれ?わかるように説明しろ」


社長に言われて愛が話していた話しを社長と瑞穂に全てを一から説明した



「ふーん新すごいね、カッコいいやつだな」



社長は笑いながら言う



「太陽行くよ、社長愛の大学何処?」



瑞穂が言う



「え?M大だけど」



「了解、太陽タクシー」



「はいはい」




瑞穂に言われてタクシーを呼ぶ