dearest〜親愛〜

翌日新と瑞穂を連れて事務所へ


「おはようございます」


「太陽くんごめんね、愛ちゃん30分遅れるみたい」



社長が申し訳なさそうに言う



「あいつやる気あんの?」



「あるはずなんだけど」



マジで謎だデビューしたいとあれほど言っときながら遅刻って


「まあまあhikariさんそんなにカリカリしないでください」



しばらくして愛が来た


「おはようございます」


「おはよう、みんな待ってたから早速始めようか」



挨拶だけで謝りもしない愛にイライラする



「はい、何曲か作ったから聞いてみて」



愛にデモを渡して聞かせる



「すごい、こんなになるんですね」



「ああ」


「ちなみに彼が相棒になる新な」



「初めまして長谷川新です。よろしくお願いします」



「愛です。よろしくです」


新に対して軽い態度の愛


キレていいかな


マジでこいつありえない



「お前な…」


怒りをぶつけそうになった瞬間隣から声が聞こえた



「あの愛ちゃん、この世界でやって行く気あるんですか?」



「え?」


瑞穂の声に愛が顔を上げて瑞穂を見る



「あなたが考えてるみたいに軽い世界じゃない、挨拶もまともに出来ないってなんなんですか?それに遅刻に対しての謝罪もなし、そんなんじゃこの世界では通用しませんよ」



「なんでそんなことあなたに言われなきゃいけないの?」



「それは…私はこの世界の近くで見てきたからです。基本がなってなければこの世界ではすぐに潰されますよ、いくらいい歌を出してもいくらいいモデルでもそれは同じです。あなたに歌を歌う資格はないです。新くんの曲やhikariの名前を傷つけるくらいならやめてください」



そう瑞穂は言い立ち上がり部屋から出て行く



「ちょっと姫」



俺は瑞穂を追いかける