dearest〜親愛〜

まあ、音楽で生きていきたいって思っててスカウトされたらそりゃそれに専念したいって思うわな



「しかもな、恋が音楽学べとか言って教室紹介して入会したからバイトなかなか探す暇もないみたいでね」



「大丈夫です、なんとかしてるんで」



なんて言うけどなんとかなってないよな



ガスと電気止まってちゃ生活困るだろ普通



「あーわかったよ、うちこい、スタジオもあるし部屋も余ってるし、妹は寮だし、親父たちはまだ帰らないだろうし、まあなんとかなるだろう」



「いいんですか?」



「半分バカはあの人のせいだしね」



まあ新にバレても問題はなさそうだしまあいいか



悪い奴だとは思えないしな



「ただ一つだけ、み、姫には近づくなよ」



そう忠告した



「え?姫さん一緒に住んでるんですか?」



「ああ、まあな、今はな、親がいないからまあ帰ってきたら戻るだろうけど、それはまあいいよ、絶対姫には近づくなよ、いいな?」




「はい、大丈夫です。スタジオさえ借りれたらあとはなんでもしますから」




「はいはい、マジで厄介なの引き受けたわ」



そう社長を睨みながら言う



まあ仕方ないか



「じゃあ社長こいつ連れて帰るわ、愛の方には曲できたらまた連絡するっといて顔合わせはそれからだね」



そう伝えて新を連れて事務所を出て新のアパートへ行く