dearest〜親愛〜

翌日の放課後早速瑞穂は琴音と出かけて行った



「太陽が一人とか珍しいな」



珍しく早く帰ってきた夕陽に言われた



「お前こそ帰り早いじゃん」



「ああ、今日遥撮影で今日から県外」



「なるほどね」



「そう、だから駅まで見送りして帰ってきた」




「そう、なあ夕陽はさ遥が県外とかで仕事するの嫌じゃないのか?」



「今更だね、遥は全国回ってるし、前は俺もモデルしてたから時間なくて会えなかったし、あの頃に比べれば今は会えてるからね」



「そうだったな」


確かに夕陽がモデルしてた頃よりは今は二人の時間があるみたいでだからこそ夕陽はモデルをきっぱり辞めたわけだし、今更遥が県外でるからって焦らないわな



「なに?瑞穂」



「なんか、瑞穂が外に目を向けるのは嬉しいけどなんか不安なんだよ」



「太陽って本当恋さんにそっくりだよね」



なんて笑われた



「そうか?」



「一緒に住めてんだからいいじゃん、少しくらいお互いの時間があってもさ」



まあ確かに夕陽が言うようにお互いの時間は大切なのかもしれない




でも瑞穂には俺の目の届く場所にいてほしい



そう思うのはワガママなんだろうか



結局わけのわからない感情を誤魔化しながら曲作りをするしかなかった