dearest〜親愛〜

そんな俺に夕陽は言う



「はぁー太陽はプロデュースしだすと周りが見えなくなる、前は彼女とかいたわけじゃないから相手にのめり込んでプロデュースするのも問題なかったけど、今は違うんだからな、いくらプロデュースってもプライベートと仕事はちゃんとわけろよ」




「ああ、わかってるよ」



「だといいけど、まあ瑞穂のフォローはしてやるよ、でもあんまりのめり込むなよ」



そう釘を刺された



いや別に女にのめり込んでるわけじゃなくて



ただ音楽になるとどうしても周りが見えなくなる


それだけ多分俺はその事だけに集中してしまうんだろう



夕陽が言いたいこともわかる気がする



「夕陽、ヤバくなったら言って、俺気づかないかもしれないし」



「ああ、大丈夫だよ」



そう笑うから夕陽に任せた




その日の放課後は瑞穂といつもと変わらず帰宅した



「ねぇ、太陽、Lightの新曲は出す予定ないの?」




瑞穂に聞かれた



「そうだな、あの二人のプロデュース終わったらかな、まだ曲作ってないし」



「そっか、じゃあ当分なにもないよね?あのね、琴音と一緒に色々私も勉強したいんだ、だめかな?」



瑞穂はそう聞いてきた