dearest〜親愛〜

亜利沙に怒りを買わずにうまく付き合えば周りからも嫌なことをされることはないそう思いながら過ごすこと二ヶ月



「まあ、いいや神谷先輩のことは、ねぇ、今日ライブ行かない?」



「いいねぇー瑞穂も行くよね?」


亜利沙に答えながら聞いてくる美羽こと杉本美羽(すぎもとみわ)



「う、うん」



「決まりだね、結構人気のバンドらしいよ?知ってる?RHN☆Rって?まあ年的にはうちのパパたちとあまり変わらないみたいだけどさ」


そのバンド名を聞いた瞬間に私の頭には亜利沙の声が入らなくなる



そうRHN☆Rは彼らの親のバンドだから



そう神谷太陽と藍田夕陽は私の幼馴染でRHN☆Rのメンバーが親なんだ


太陽に関しては両親ともメンバーだ



まさかこんなこと…知ってるもなにも昔は親に連れられて毎回ライブに行っていた



「瑞穂聞いてる?」


「え?ごめんなに?」


「もー瑞穂はボケッーてしすぎ」


なんて笑われた



「だからライブ行こうね、パパがねライブのチケット数枚貰ってねくれたからさ」



「う、うん」


行きたくない


なんて言えるわけない



合わせなきゃここには居れなくなる



また一人にはなりたくない