dearest〜親愛〜

瑞穂のそばに行くと心配そうに俺を見る



「ちょっと歩くか」



瑞穂は小さく頷く



着いたのは小さな公園



「よくここ来たよな」



「本当だ懐かしいね」



「なあ、瑞穂…俺の曲変わったの気づいてる?」



そう瑞穂に聞く



どうやって気持ちを伝えるか考えた時に思いついたのはやっぱり曲の話しから切り出すことしかなくて



「うん、太陽は今恋してるのかな?」



「してる、めっちゃくちゃ好きなんだと思う」



「そっか…」



瑞穂は小さく言う



「俺さ遥にふられてあの二人のこと見ながらいつも何処かで気持ち吹っ切れなくて…でも気づいたらいつの間にか遥と夕陽を見てても辛くなくてさ、多分気付かないうちに惹かれてたんだと思うんだ、最近曲書いてるとそいつのことばっか考えて…笑ったり泣いたり怒ったりしてる姿が思い出されてさ、笑ってる顔一番近くで見ていたくて…」


「そっか本当大好きなんだね」


瑞穂が悲しそうに言う



やっぱり迷惑かな



「一番近くにいたいんだ、悩んでるなら一緒に悩みたいし何かあれば助けたい、一緒だと思ってたそいつもさ、俺が一番近くの存在だって甘えてたんだ、でもさ言わなきゃわからないよな本当の気持ちなんてさ…俺さ…好きなんだ…瑞穂が…誰よりも瑞穂が好きなんだ」




そう瑞穂を見つめて言う



怖かったよ、好きじゃないって遥みたいにフラれんのがでもちゃんと向き合いたかった瑞穂と