dearest〜親愛〜

私はただ恵先輩を見る



「まあ、太陽が何考えてるかは太陽にしかわからないけどねぇ、太陽の一番近くにいるのはあなたじゃないの?」



「え?」



「まあ、あとはあなた次第ね瑞穂」



なんて笑われたけど意味がわからない



「瑞穂…悩むのはいいと思うけど悩みすぎて見えるものまで見落としたらダメだよ」



ずっと黙って聞いていた琴音が言う



見えるものまで見落としてる



考えてもわからなくて琴音を見る



「はぁー今の瑞穂にはわからないかな」



なんて恵先輩に言われた



「ゆっくり周り見てみなよ」



琴音にも言われて頷く



二人はそれから少ししてから帰って行った



二人の心配なんてしらずに




「琴音…神谷には私が話すからあんたは何も言わなくていいからね、なんかあんたが話したらややこしくなりそうだし」



「えーなんで?まあわかった。お姉ちゃんおのさ先輩はもしかしなくても…」



「気にしないでいいわよ、あとは夕陽にでも上手く解決させるから」



そんな話を二人がしていたなんて私は全く知らずに…ただ二人の言葉を頭で繰り返していた