dearest〜親愛〜

ー瑞穂ー


なんで私ばっかりこんな目合うの…


小さい頃はキラキラな世界が当たり前だと思っていた


世界一のモデルのママと世界一のカメラマンのパパ


そんな二人が大好きだった


ママたちは仕事で世界を飛び回っていたけどママたちの友達の流加さんや恋さん、真琴さんや那珂さんの息子や娘たちと周りには優しくしてくれる人たちがたくさんいた


その人たちも有名な人たちでこれが普通なんだと思ってたけど…小学生の時に初めて特別なんだって気づいた



でもそれは私の両親のことで私自身は周りのことは変わらないそう思っていたし周りの友達も特には特別扱いするわけじゃなかった



でも中学生になるにつれて周りは少しづつ変わっていった



仲良くしてた子も派手めな子たちの一言で離れていった



「瑞穂はいいよねぇー有名人の子だしね」


たった一言で特別扱いは始まった



そしてそれは中学三年の頃には学校中に広まり私は孤立した



「あー瑞穂むかつく、あの歩さんの娘なのに可愛くないしね、本当娘なのかな?」


好きで母さんの娘に産まれたわけじゃない


「それにあれだよ、あの二人とも仲良いからってさ、むかつく、まあもう瑞穂守る人なんていないし、これからたっぷり可愛がろ」


なんて陰で言われていた