この気持ちの名は…?

***






広げていたお弁当を片付け、
蓮生を支えてタクシーが来るのを待った。






「あれ、棚橋?」


聞き慣れた声がして振り返ると、春翔がいた。






「どうした?」


「あ、蓮生が体調崩しちゃって…
家近いから、って看病頼まれちゃって」


「俺も手伝おうか?」





春翔は優しいからそう言ってくれたけど…


「ううん!大丈夫。ありがとう」



とだけ伝え、タクシーに乗り込んだ。