私と及川君の距離は縮まる一方で 気がつけば及川君は私の目の前にいた 「鈴木さん退屈でしょ?一緒に走ってみる?」 首から鎖骨にかけて垂れている汗が妙に色っぽくて私は顔を赤くして俯いた そんな姿を見た及川君は 「どうした?体調悪いの?顔赤いけど熱ある??」 何て言いながら私の顔を覗き込んで自分のおでことくっつけた 「ッッッ!!!」 急に近くなる距離に私は更に顔を真っ赤にさせた 「だい…大丈夫!」 動揺を隠せない私は慌てて彼から離れて距離をとった