「やっば!!!!!」 私は鞄を持つと慌てて教室を出た 階段をこれまでにないスピードで駆け下りていく。 最後の方は二段飛ばしという小技をきかせながら 下駄箱に着くと 靴を放り投げ急いで履き替える そのまま全力疾走 最近は夏の暑さも消え、少し肌寒くなってきたというのに額にはツーっと汗が垂れた 勢い良く校門を出て左を向くと