ああ、カーティス様。 私が許す限りの時間はたっぷりあるわ。 だって、私は今までずっと貴方に委ねてきたのですから!! 止まっていた涙がふたたび流れる。 でも、今度の涙は心を満たす、あたたかな涙だ。 「私も……カーティス様のお側にいたいです」 泣きじゃくりながらそう言うと、カーティス様は着ていた上着で私を包み、屋敷に連れ帰ってくださった。