歩いてって言っても15分程度だから そんなに遠い距離じゃない。 メールを打ち終え、またゆっくり歩く。 夏の夜道を歩くのはなんだか好きだった。 静かな道に聞こえるのは自分の足音だけ。 たまに虫の声とかが聞こえたりして 昼間とは全然違う そんな不思議な空間。 落ち着く… 「夏希!!」 突然名前を呼ばれて後ろを振り向くと 自転車を猛ダッシュで漕ぎこっちにやってくる飛鳥の姿が見えた。 自然と足も止まる。 飛鳥に会ったのはいつぶりだったかな… そんな事がふと頭をよぎる。