「お前が朝急いでて忘れたんだろっ!
俺はおばさんに頼まれただけだからな。」





こいつは
井上 飛鳥─イノウエ アスカ

家が隣の幼なじみ。
まあ、小学校からの腐れ縁ってやつ。




「飛鳥くん〜おはよっ♪」
「おはよっ椿ちゃん!
あっ、さっき、かおちゃんが探してたぞ?」

「香織が?なんだろ。夏希急ご!」


「えっ、うん。」


「…椿ちゃん、こいつどうしたの?」

「わかんないけど寝不足じゃない?」




飛鳥は少し考えたらしく


「ふーん…。夏希、ちょっと」

「何っ?」