「し、篠崎君!?」 「和也!?何なんだよお前!!」 頭に当たったらしく、頭を手で抑え阿津斗君が凄い血相で振り返る。 篠崎君、こんなことするキャラじゃないでしょ!? 静かでクールで―――― 「行こ、晴」 何事もなかったかのように、篠崎君は私の手を握りその場から離れた。 篠崎君の表情は見えない、でもその背中を見て私は少しドキドキしていた。