「晴、ほら」 背中を押すような優しい声。 私の肩には大丈夫、と言うように置かれた篠崎君の手。 「こ、これ!」 少し私震えてる? 阿津斗君に袋を差し出すと 「何これ?」 と袋の中身も確認せず 「いらない」 と一言言って教室へと戻ってしまった。 「ぁ、はは」 笑う私の手から篠崎君は、袋を取って 「お前のだよ!馬鹿!」 と叫んで投げ付けた。