「晴はさ、阿津斗君の何がそんなに良かったの?」 ストローを指先で持ちジュースを見ながら混ぜる様に遊んでる優希から、ふと聞かれた。 「何がって聞かれても………」 分からない。 「私ずっと思ってたんだけどさー」 優希が私をまっすぐ見る。 この真剣な表情はマジな話だ。 「阿津斗君の彼女にさ、勝かちたいって気持ちが強かったよね。私には阿津斗君の彼女よりいい女になろう、とか阿津斗君の彼女より阿津斗君がって…」 心拍数が早くなる。