なーんだ。 東城くんが嫌いだから、ああ言っただけなのかぁ…。 ちょっと深読みしちゃったじゃん、私。 でも……自分でどうにかしろって言ったくせに、助けてくれたもんねっ。 まっ、それだけでいっか! それに、綾世の言葉嬉しかったから。 ちゃんと覚えていようっと。 綾世の背中に触れている身体と頬が温かくて。 その温もりに身を任せ、私はそっと目を閉じた。 **゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚**