突然、会話の中に割って入った声。 と同時に、私の手首を掴んでいた東城くんの手が無理矢理離される。 それは、ずっと黙っていた綾世で。 え、え、え!? なんで綾世がっ!? どういう状況っ!? これ!! 「どうせ隣の部屋だし」 「綾世くん。 だから、双葉ちゃんのことは大丈夫だって」 東城くんが笑顔を向けるも、綾世は相変わらず不機嫌顔で。 「大丈夫ってどういうことだよ」 「そのままだけど? 双葉ちゃんのことは俺に任せて、先に帰りなよ」 「あ?」