「ごめん、俺のせいで……」
東城くんが深刻な顔で、私の右足首を見つめる。
「大丈夫だって!
だからそんな顔しないで、東城くんっ!
いつもみたいに、ほらスマイルして?」
「でも……」
「それより東城くんが無事で良かったっ!
私は東城くんに怪我がないなら、それだけでいいんだから!」
「双葉ちゃん……」
ずっと下を向いて俯いていた東城くんが、顔を上げた。
その瞳は真剣で熱を帯びていて───
その瞳に吸い込まれそうになって、私ははっと息を呑む。
「ねぇ、頼むから、嫌な面見せてよ……。
そうじゃないと、俺……」


