「俺、双葉ちゃんと仲良くなってみたかったんだよね」
本をことりと音を立てて並べながら、そんなことを言う東城くん。
「え?」
不覚にも、ちょっとドキッとしちゃった私。
社交辞令とは言っても、こういうこと言われたことないから、やっぱりどう反応したらいいのか分からないっ!
でも、なんで私にそんなこと言うんだろう。
女子に不自由とかしてなさそうなのに。
あっ! それとももしかして!
今まで誰も気づかなかった魅力が私にはあるとかっ?
確かに、近くでみる東城くんはモテるだけあってかっこいい。
顔立ちも整ってるし、明るい髪はしっかりセットされていて、香水の甘い匂いも漂わせてる。
綾世とはまったく違うタイプの王子って感じ!


