「あっ、いけない。 もう打ち上げに行く時間だ」 時計を見て、心愛がそう呟いた。 確かに、もうそろそろ会場に向かわなきゃいけない時間。 会場って言っても、駅前のカラオケなんだけどね。 「あれ、そういえば綾世は?」 式が終わってから、姿見てないなぁ。 キョロキョロ辺りを見回しても、綾世の姿らない。 「教室とかじゃない? 双葉、綾世のこと探してきなよ。 あたしと心愛は先に行ってるから」 「うんっ! じゃあまた、打ち上げでねっ!」