「私ってば嘘を本気にして、綾世にひどいこと言っちゃった…。 ごめんねっ…。 あ、あと、ばか、堅物、おたんこなすって思っちゃったこともごめんね?」 「そんなこと思ってたのかよ」 語尾に怒りマークついてる…! 思ってたけど、今は心の底から反省してます…っ! と、不意に身体が離れ、 綾世は私の頰を両手で包み込み、自分の方へと向けさせた。 至近距離で、私と綾世の視線が絡み合う。 すごくドキドキするけど、その手からは私のことを大切に思ってくれてることが伝わってくるから。