遠くに消えゆく美桜香の背中を見送っていた、その時だった 「綾世っ!」 あいつの、声が聞こえてきたのは。 ……双葉? 声がした方を振り返ると、双葉がこっちに向かって走ってきていて。 「綾世っ……」 すごく苦しそうに息をして、髪もボサボサ。 その姿を見ただけで、長い間走り回ってたことが一目で分かる。 なんでそんなに必死で一生懸命なんだよ。 また泣いてんじゃん、ばーか。 **゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚**