「……綾世は、私なんかよりみおみおの方がお似合いだよ」 「何言ってんの、双葉」 綾世のことが大好きで、その気持ちはちっとも変わってくれない。 だけどね、大好きな分、今回のは堪えるよ……。 「少し…離れたい」 どうすればいいのか、分からない。 一言言い残し、モヤモヤな気持ちから逃げるように、私はマンションを駆け出た。 「双葉っ、」 綾世の声は、私の背中にぶつかる前に、冷たい外の空気にかき消された。 **゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚**