「あばれんぼーのサンタクロースッ、クリスマスまえーにやってきた♪」
暴れん坊のサンタクロースを口ずさみながら、片方のハーフツインを結っている、その時だった。
突然、テーブルに置いていた携帯が振動した。
「およよ、LINEかな?」
「はいはーい!」と携帯を手に取ると、画面には綾世からの着信を知らせる文字。
綾世? どうしたんだろう?
不思議に思いながら、LINEを開く。
《ごめんね、急用ができたから遅れる。
すぐ終わるとは思うんだけど、デートはお昼からでいい?》
文面を読み終えた私は、はっと息を呑んだ。
急用……って、綾世大丈夫なのかな!?
無事だといいんだけど…と、不安は募るばかり。
《綾世、大丈夫!?!? (>_<)
デートのことは気にしないでね!
綾世が無事でありますように!!!》
私は祈るように携帯を握りしめ、返信を待った。
─── だけど、すぐに返信が来ることはなかった。


