他愛ない会話をしたり、景色を眺めたりしながらゲレンデを一周し、私達は再び医務室の前まで戻ってきた。 楽しい時間はあっという間で。 もう、ここでまた明日までお別れ。 「綾世、ありがとう。 一緒にスキー合宿の思い出作れて、私ね、すっごくすっごく嬉しかったし幸せだったよ!」 「はいはい」 めんどくさいってオーラを出しながらも、微笑む目は優しくて。 綾世の顔見てると、寂しくなってきちゃう。 離れるのが、とっても寂しいんだもん。 う、うぅ、涙が出てきちゃうーっ!