「ここならすぐ養護の先生が駆けつけられるからって。
でも、双葉ちゃんひとりなんてかわいそう…」
「うわーん、心愛ーっ!」
とっても悲しそうな表情を浮かべる心愛に私は思わず抱きつく。
心愛ってば、相変わらずなんて優しい子!
と、遠巻きに冷めた目でこっちを見ていたりのっちが腕時計を見て、あっと声を上げた。
「おっと、心愛、もう夜ご飯の時間。
行こうか」
「そうだね、りのっちちゃん」
「えっ、私はっ?」
思わず自分を指差しそう声を上げると、りのっちは呆れた表情を浮かべた。
「心愛はここで食事に決まってんでしょ。
せんせーがここまで運んできてくれるとさ」
「えーーーっ!」
夜ご飯までみんなとバラバラで、その上ひとりだなんて、そんなの悲しすぎる!
みんなでワイワイ楽しくご飯食べたい!


