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「…んん……」
どこまでも続いているような暗い暗い場所から脱するように重い瞼を開けると、視界に飛び込んできたのは、真っ白な……天井?
「双葉ちゃんが目を覚ました!」
「双葉!」
焦点が定まってくると、安堵の色を浮かべ、こちらを見下ろす心愛とりのっちが見えた。
「心愛…りのっち……」
そして意識がはっきりしてくると、自分がベッドに横たわっていることも自覚した。
あれ……。
私、どうしたんだっけ……。
女の子達と綾世のことで言い合って、その後のことよく覚えてない……。
「貧血で倒れたんだよ、双葉」
私の困惑を読み取ったように、りのっちがそう言った。
「そうだったんだ…」
貧血なんて初めて。
しかも、倒れちゃうなんて。


